仕事中に尋常ならざる眠気に襲われて、敢然と立ち向かうも、抵抗虚しく敗色濃厚の気配、それでも最後のちからを振り絞り、トイレに駆け込み、”安らかな眠りにつく”・・・そんな私の過去は・・・、
さて、今回も・・・、
「おみまいするぞー!」
(byシェフ大泉)
と、言うことで・・・、
“iPhone”信者となった私に“Apple”は、次から次へと、あの手この手で私の物欲センサーを刺激しようとしてくるが、
「然うは烏賊の金玉」
と、私は歯牙にもかけなかった。
ただ“iPhone”以外にも”iPad”と”MacBook Air”は所有していた。
しかし、今ひとつ、使い道がないと言うか、使いこなせないと言うか・・・、とにかく、便利ではあるが、“iPhone”ほど日常的に必要不可欠か? と、聞かれれば、首を傾げざるおえない。
そもそも、持ち歩かないという時点で、重要度が低い。
それに”iPad”は新しい“iPhone”を契約する時に、店員さんに勧められるまま、購入したので、月々の携帯代に紛れてしまっている。
ちなみに、我が家では携帯代は家計費となっている。
そして”MacBook Air”もコロナの給付金で買ったもので、つまり、必要に迫られて買ったわけではなく、なんとなく手に入れてしまったもので、
「我が腹を痛めていない子」
と、いうことになる。
それ以外の“AirPods Pro”や“Apple Watch”は、そもそも、
「価格がバグっている」
だから“AirPods Pro”の代わりは安いもので代用していたし“Apple Watch”に関しては、必要性がないとの判断から、
「いらない子」
状態だった。
そんな私にある出来事が起きた。
「Ankerの新型イヤホン〜」
約10000円ほどするのだが、コスパのいいイヤホンとして、ユーチューバーもオススメしていたものだ。
私は、家にいる時以外、ほぼイヤホンで音楽を聴いているので“iPhone”並に手放せない必需品だ。
しかし、このイヤホンが全然良くなかった。
それまでに使っていた、3000〜7000円レベルのものと、大差がなかった、このことが
私に「ある疑念」を抱かせた。
私が“AirPods Pro”に手を出さなかったのは、
繰り返しになるが、
「イヤホンにそこまでの金額は出せない」
の一点だった。
しかし、私がこれまでに買ったイヤホンの総額を計算してみると・・・、
「11万2212円〜」
瞬間、あまりの衝撃に体が勝手に”モストマスキュラー”のポージングをしていた。
そのままの姿勢で呆然とする私に、
「どあほう」
と、私の心の中の”流川”が呟いた。
「買おう“AirPods Pro”を・・・」
私は力無くそうつぶやくと、Amazonのサイトを開き、
「ポチ」
これで賽は投げられた。
“AirPods Pro”なんて素敵な響きだろう。
発売当初は、
「耳からうどん」
などと、揶揄されたものだが、実際に使ってみると、その凄さに圧倒された。
まず、その抜群のフィット感だ。
今まで使っていたイヤホンは全て、チョット走っただけで、すぐに耳から外れてしまった、ひどいのになると、歩いていても外れるものもあった。
しかし、“AirPods Pro” ではそんなことなど全く起きない、試しに家の前の道を全力疾走してみたところ“AirPods Pro”より先に、
「私の寿命が尽きる」
かと、思った。
その時、確信した。
「私が死んでもコイツは外れないだろうと」
これはもう期待しかない、そして、肝心なサウンド、の、前に、
「ノイキャンだ!!」
言うまでもなく、今までのイヤホンに、
そんな機能はついていなかった。
全力疾走で体力がエンプティの私は、
娘が高校時代使用していた、おさがりの愛馬に跨ると、中途半端に鍛えららた下腿三頭筋に力を込めて、颯爽とペダルを漕ぐ。
「!!!!」
「・・・マジか・・・お!!!!」
私は慌ててハンドルを切る。
私の横スレスレを車が通り過ぎで行く。
遮音性が過ご過ぎて、背後の車に全く気づいていなかった。
私は、一旦自転車を止めて、
「死ぬかと思った・・・」
と、おもわず呟いてしまう。
その時、確信した。
「コイツは私が車に撥ねられても周囲の雑音を低減し続けてくれるだろうと」
もう、ワクワクが止まらない。
コイツを装着して、ほんの数分で二度も死にかけているにも関わらず、私は興奮を抑えることができなかった。
次は本当に死ぬかもしれない、それでも私は前に進むと決めた、コイツとなら心中してもいい。
一応周りを確認して、「空間オーディオ」をオンにする。
「!!!!!!」
瞬間、私は昔飼っていて、数日で死滅させてしまった金魚のように、ただ口をパクパクと
させていた。
その衝撃は表現のしようがない。
「よし、風を感じてこのサウンドを・・・」
などと、興奮冷めやらぬていで、ペダルを漕ぎ出そうとした瞬間、ハンドルにかけてあった傘がタイヤとフレームの間に挟まり、ハンドルが切れなくなり、そのままバランスを崩して地面に倒れる。
瞬間、
「ほんとにオワタ」
と、思ってしまった。
が、意識が”はっきりしていることと、耳には心地よい音楽が流れていることで私はその”生”をハッキリと認識して、すぐに起き上がる。
近所の人に見られたら恥ずかしいから、多少の痛さは無視することにする。
「しかし、転倒しても外れないとは・・・本当に死ぬ時はコイツと一緒かもしれないな」
私は最高の”相棒”に出会えたことを神に感謝する・・・、
どころか、
「何で今までこんな遠回りをさせて!! しかも散財させやがって、ガッッッデム!!!」
と、逆ギレしてやった。
わかってますよね?
エピソード2とくれば、エピソード3があるのは?
次回もたっぷり、
「おみまいするぞー!」
(by シェフ大泉)
と、言うことで、
次回
「私の背中は預けた!」
乞うご期待!
本日のBGM : thunderstrack / AC / DC
このBGMは、話の内容とは一切関係ありません。
ただ、書いている時に聴いていた、というだけのことです。


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