と、言うことで、またまたやってまいりました。
今回も、
「お見舞いするぞぉー」
(By、シェフ大泉)
ということで、いきなり結論から申し上げます。
タイトルにあるコイツとは、
「あなたのカラダだということです」
ダイエットは自分自身との戦いに他なりません。
それは、自分自身の弱い心であったり、甘えだったりと内なる戦い(精神的)のみではなく、自分の体そのものとも戦わなくてはならないのです。
「ダイエットは戦争だ!!」
くらいの気持ちで挑んでください。
生半可な気持ちで初めてしまうと、私みたいにかなりの遠回りを強いられることになりかねませんので。
それでは、前置きはこれくらいにして、先に進みます。
1.体の本音
別の記事でも書きましたが、
「ダイエットは一生もの」
であり、継続こそが重要です。
しかし、
「敵もさるもの引っ掻くもの」
のことわざ通り、人間の体はそんな簡単にはダイエットを成功させてはくれません。
なぜなら、生命維持の観点から見れば、
「ちょっとぽっちゃり」
くらいが丁度いいからです。
それはBMIでも明らかなことです。
まさか、BMIを知らない人はいないとは思いますが、何となくしか知らない人のために、改めて書かせていただきます。
BMIとは『Body Mass Index』の略で、体の大きさを表す指数のことです。
計算方法は、
・体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
で求めることができます。
この計算で出た数値で肥満度を判定します。
BMI値は以下の通りとなります。
・18.5未満=低体重
・18.5以上25未満=普通体重
・25以上30未満=肥満(1度)
・30以上35未満=肥満(2度)
・35以上40未満=肥満(3度)
・40以上=肥満
そして、最も病気になりにくく、活動的に日常生活を送れるとされている健康体重は22になります。
具体例で示すと、
身長172cmで体重62.5kgの人がダイエットをして、体重53kgまでに落としたとします。
その場合は、以下のようになります。
53kg÷1.72m÷1.72m=17.92
となり、BMIの数値に照らし合わせると、低体重ということになります。
では、健康体重はどれくらいになるでしょうか?
22×1.72mx1.72m=65.08kg
ということになります。
上記の例だとダイエットを始める前の体重が62.5kgだったので、ダイエットの必要がない、いや、
「もっと太っていてもいいことになります」
このことからも、体としてはダイエットなど必要としてはいません。
※あくまでも数値上の話ということです。
「健康的な体で生命を維持する」
ある意味ダイエットはそれに逆らう行為に他なりません。
だからこそ、体はあの手この手を駆使してダイエットの妨害をしてきます。
2.その名もホメオスタシス
前の章で書いた通り健康体重であるなら、体としてはダイエットなど必要ないのです。
しかし、それで、納得できるのなら人間は苦労しません。
「痩せて綺麗な体になりたい、かっこいい体になりたい」
見た目を少しでも良くしたいというのは、誰しもが持っている欲求だと思います。
しかし、それを実現するには、ダイエットが必要不可欠です。
もし、ダイエットをしたいと決意するのであれば、ある程度の障害は乗り越える覚悟を決めましょう。
繰り返しになりますが、あなたのダイエットの障害となるのは、他の誰でもない、
「あなたのカラダなのですから」
人間の体には生命維持のために、ある機能(システム)が存在します。
それは、
「ホメオスタシス(恒常性維持)」
と呼ばれる機能です。
「舌をかみそう」
なんて、そんなことを言っていられるほどヤツは甘くありません。
ヤツが仕事を始める(機能する)と、
「停滞期」
という状態に突入してしまいます。
レフリーストップならぬダイエットストップになってしまいます。
この停滞期の状態は大体2週間からひと月ほど続くと言われています。
ホメオスタシス(恒常性維持)の機能は、環境が変化しても体の状態を一定に保つ働きをするので、
ダイエットで体重が減る→体が飢餓状態にあるとしてホメオスタシスが仕事を開始→エネルギー消費を抑える→基礎代謝が落ちる→痩せなくなる。
つまり体が、
「勝手に痩せてるんじゃねぇよ、エネルギーが足りないだろうが!!」
と、怒り強制的に体を、
「低電力モード」
にしてしまいます。
「いやいや、スマホじゃあるまいし・・・」
と言いたくなりますが、言ったところで聞いてはくれません。
ここで、よくある間違いが、
「今の摂取カロリーで痩せないなら、さらに摂取カロリーを抑える」
という選択をしてしまう人がいます。
「最悪の始まりです」
停滞期→摂取カロリーを下げる→痩せる→ホメオスタシスが仕事を開始→停滞期→さらに摂取カロリーを下げる→痩せる→ホメオスタシス・・・
こんなことを行えば、摂取カロリーが基礎代謝を下回ってしまい、
「日常生活に支障をきたすことになりかねません」
当然、こんな無茶なダイエットをおこなえば、
「リバウンド」
は不可避になります。
私の場合、ダイエットを始めて、二ヶ月くらい経った頃にヤツが仕事を始めやがりました。
恥ずかしながらその時は、何の知識がないどころかヤツの存在そのものを知らなかったので、
「最悪の始まり」
を実践してしまいました・・・orz
そう、偉そうに書いたくせに私自身の実体験だったのです。
この時は、一日中ずっと体がだるくて、トイレに立った際にも軽いめまいに襲われることも、一度や二度ではありませんでした。
参考までにこの時の私の摂取カロリーは、
「1500Kcal未満」
そして基礎代謝(計算上)は約1340Kcalでした。
計算上の基礎代謝は下回らなかったのですが、この時点で完全に日常生活に支障をきたす状態だったと言えます。
そんな私だからこそ、言えるのです。
「やせ急ぐな、脂肪は急に落ちないぞ」
です。
・ホメオスタシスは怖くない
ホメオスタシスのことはある程度理解いただけたかと思いますが、実のところヤツの仕事開始をいちはやく察知して止める方法があります。
それは体重と体温の変化で判断できます。
具体的には、体重が落ちなくなる、体温が下がるといった変化です。
前の章でも説明しましたが、ダイエットをおこなっていて、ホメオスタシスが仕事を開始するということは、体が低電力モードに入っているということになります。
そうすると、基礎代謝が下がり消費カロリーも減りますので、体重は落ちなくなり、基礎体温も下がります。
つまり、日常的に体重、体温を計測することで、ヤツを阻止することができるのです。
多少、めんどうではありますが、ヤツを阻止するためには仕方がないと思ってあきらめてください。
できれば、体重と体温のどちらも測った方が、より正確にヤツの忍び寄る足音を察知できるかもしれません。
3.みんな大好きチートデイ
・チートデイとは?
前の章でホメオスタシスの仕事開始をいちはやく察知する方法を書きましたが、そもそも、ヤツに仕事をさせなければ、
「どうということはない」
(BY,シャア)
そうなんです。
実のところヤツは、
「ちょっとおバカなので、騙されやすいんです」
皆さんはチートデイという言葉を聞いたことはありせんか?
世界中のダイエッターが歓喜する言葉になります。
ダイエットの期間中に、
「1日だけ好きなものを食べていい日」
になるのですが、このチートデイはホメオスタシスを騙す(チート)ためにやるものなんです。
さらに、ダイエットによるストレス緩和にも大いに役立ちます。
ホメオスタシスが仕事をするのは、
「体が飢餓状態」
だと判断したからです。
ならば、体が飢餓状態ではないと思わせればいいのです。
そう、
「摂取カロリーを一時的に爆上げ」
してやればいいのです。
そうすれば、
「なんだ、十分なエネルギーがあるジャマイカ」
と、コロッと騙されてくれます。
ただ、ヤツは、ダイエットを続けている限り定期的に仕事をします。
痩せる→ホメオスタシスがアップ開始→チート(騙す)→ホメオスタシス引っ込む→痩せる→ホメオスタシスがアップ→チート(騙す)→・・・、
と繰り返すことになりますので、それを防ぐためにも、
「定期的にチートデイ」
を取り入れれば、ホメオスタシスに仕事をさせずに済みます。
ダイエットをしている皆さん全員が幸せになれるチートデイですが、注意してほしいことがあります。
それは、全ての人がする必要はないということです。
もっと具体的に言うと、してはいけない人がいると言うことです。
そのしてはいけない人は、
「体脂肪率20%以上のお前だ!!!」
当然ですね。
こんなに脂肪を蓄えていたら、飢餓状態とは全くの無縁です。
よって、
「チートしたければさっさと痩せろ!」
と、もはや、私自身も何を言っているのかわからなくなります。
・チートデイの注意点
みんなが幸せになれるチートデイですが、注意しなければならないことがあります。
それは、
「チートデイを引きずってしまう」
ということです。
これは私自身も大いに経験があります。
とくに甘いものを大量に食べると、血糖値が急上昇します。
そして、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。
インスリンは血糖値を下げるため体内に脂肪を蓄積させる働きがあります。
さらに血糖値が下がると、脳の中枢神経が刺激されて、
「何か食べろ」
と指示を出しますが、これはニセの空腹感です。
実際にお腹がすいているわけではありません。しかし、空腹感を感じることにより、つい食べてしまいます。
そして、また食べれば・・・と、ループしてしまいます。
これが、翌日に響いてくることがあります。
「ここで、もう一日だけ、明日から・・・」
と甘い誘惑にかられて、引きずってしまうことになります。
実際のところ、その甘い誘惑に打ち勝つのは相当にキツイです。
特にダイエットを始めて間もないころは、まず勝つことは不可能です。(私はw)
そうならないためにも、最初のうちは食べるものを決めて、
「ここまで!」
と制限するのも手です。
・チートしたくない?
みんなが幸せになれるチートデイですが、ごく一部の人にとっては鬼門となる場合があります。
それは、
「できるだけ追い込みたい人とチートに不安を感じてしまう人」
です。
できるだけ追い込みたい人とは、大会に出る、もしくは期限を決めてダイエットをしているなど、特定の条件下でダイエットをしている人になります。
ただ、そういった人たちは、私なんかよりもダイエットのプロですので、ここでは割愛します。
「チートに不安を感じてしまう人」
これは、私自身の経験からきています。
順調にダイエットが進んでいると、チートをすることによって、
「太ってしまうのでは?」
と疑心暗鬼になってしまうことがあります。
もちろん、一日やそこら暴食をしたからといってすぐに脂肪が増えるなんてことはありません。
翌日から普段通りの生活に戻せばいいだけのことです。
そんなことは百も承知のはずが、やはり不安に駆られてしまうのです。
これは、
「やせる」
という成果を出すまでには、それなりの時間と労力が必要であるということに起因します。
具体的に数字で説明すると、脂肪を1キロ落とすのに必要なカロリーは約7200kcalになります。
7200kcal÷30日=240kcal
つまり、一日マイナス240kcalのアンダーカロリー状態でひと月かかることになります。
しかし、これはダイエットを継続して行なっている人からすれば、大したことではありません。
私はいま、一日500〜600kcalのアンダーカロリーの状態でダイエットをしているからです。
月に1キロというのはかなりのスローペースになるかと思います。
ですが、残念ながら人間の体は計算通りには痩せません。
そうしたことから、一度太ってしまったら、それを戻すのに、
「どれくらいかかる?」
と、考えると怖くなってしまうのです。
人間の体はセーブもリセットもできないですからね。
私がチートをしなかった時期は、それまでに何度も失敗を繰り返していて、ようやく順調に減り始めたときだったので、太ることにかなりの恐怖心をもっていました。
毎日体重計に乗っては、
「一喜一憂」
していた時期です。
ここで、その時の私が出して答えですが、
「チートをスルーする」
というものでした。
それで、ホメオスタシスが仕事を始めたとしても放置プレーに徹しました。
上記で書きましたがホメオスタシスは永遠に仕事(二週間〜ひと月ほど)をしているわけではありません。
ホメオスタシスが仕事をしている間は、
「嵐が過ぎ去るまで待つ」
の心境でこらえていました。
チートして、一時的にでも体重が増えるよりはマシと考えていました。
でも、結果的にこれはこれで正解かもしれません。
チートの目的は、
・ホメオスタシスに仕事をさせない。
・ダイエットによるストレスの緩和。
になりますが、ダイエットによるストレスがないのであれば、無理にチートする必要もないということです。
今の私は体組成計を物置にぶちこんでしまい、以降、一切体重を計測していないし、当然、体温も測らないという筋トレダイエットをおこなっています。
チートも二週間〜一ヶ月に一度くらいのペースでおこないます。
なので、ひょっとしたら、その間にヤツが仕事をしている可能性は否定できません。
でも、体重も体温も計測していないので、
「気付かなければ、どうということはない」
(BY.シャア)
です。
4.まとめ
ダイエットの敵ということで色々と書かせてもらいました。
平均的な体重であれば数値的には、
「ダイエットエットは必要ではない」
と言われても、それで、納得できないのが人間です。
私が筋トレダイエットを行なっているのは、細マッチョになりたいからで、
「健康」
になるとか、一ミリも考えてはいませんでした。
結果として、
「むちゃくちゃ健康」
になってしまいましたがw
正しくダイエットを行なっていれば、数値にはあらわれない効果が必ずあります。
綺麗な(かっこいい)体に健康な体も手に入るのです。
まさにWin-Winです。
最後に、繰り返しになりますが、
「やせ急ぐな、脂肪は急に落ちないぞ」
これを肝に銘じて下さい。
ダイエットを続ける限り、あなたのカラダはあの手この手で妨害してきます。
そして、ホメオスタシスのヤツもすきを見て襲ってきます。
ですが、焦ったところで、
「ダイエットは一生もの」
です。
何度挫折しても、何度失敗しようとも、
「最後に立っている方が勝つのです」
どうか、あきらめず自分が理想とする体になれるように継続していってください。
と、いうことで長々とお付き合いくださいましてありがとうございます。
皆さんのダイエットに、
「幸あれ」



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