仕事中にインスタントコーヒーを飲もうとしたら、切れていたので、慌てて会社を飛び出す絵本して、自転車で往復30分をかけて買ってくる・・・そんな私の日常は・・・、
ブログのタイトルから、わかるとは思うが、
「私は妄想族だ」
日々、妄想という名の心の”妖刀”で辛い現実に立ち向かう、孤高の落武者だ。
今日も負け組の人生から逃げるために”妖刀”を抜く。
私は”妄想族”なので、通勤電車の人間観察に余念がない。
毎朝、同じ時間、同じ車両、お馴染みのメンバーだ。
スーツ姿の人、カジュアルな服装の人、さまざまだ。
それだけ人がいれば、やはり、目につく人というのは必ず出てくるもので、今回はそうした人の
“一部 “をピックアップして、私の妄想を交えてお届けします。
題して、
「妄想さんの観察日記 “私鉄編”」
※あくまでも、見た目だけで、それ以外は全て私の妄想ですので、くれぐれも勘違いなきようお願いします。
“汎用型後期高齢種”(*1)
黒のブルゾンに黒のデニム、ヨレヨレのカバンを襷にかけて、少しだけ曲がった腰のままヨタヨタと歩く、その姿に騙されてはいけない、その正体は”伏兵”のお手本と言っても過言ではない、生まれながらの純血種だ。
あー何でこの歳になっても働かなければならないんだ、本当にだるい。
全く、政治家どもは何をやっているんだ。
もっと、老人を労りやがれ!
あー、電車が来るまで、後、1分か・・・、
「とりあえず、ベンチに座っておこう」
あー、もう電車が来やがった、
「よしよし、今日も座れるな」
あー、もう、降りるのか、
「よし・・・階段に1番近い車両に移動だ、全くめんどくさい」
あー、 混んでやがる、
「おい、私の前に立つな、老人優先じゃないのか、なんだコイツは、ガン飛ばしておくか」
あー、何でJRの駅がこんなに離れているんだ、もっと考やがれ!
えーと、お断りしておきますが、心の声は当然、私の妄想ですが、行動は全て事実です、
私自身何回もガン飛ばされてます。
最初は、視力が悪くて、目を細めているのかな?と思っていたのですが、よくよく観察して見ると、近づく男性がいると、必ずガンを飛ばしているのです。
でも、女性には一切しないことも確認しました。
真意のほどはわかりませんが、いつの日か・・・、
「いや、どうでもいい」
“カウボーイ・チャンプル”
キチンとセットされた髪型。
色褪せたデニムのシャツとジーンズに靴は茶色のワーキングブーツ。
歳の頃は、40代後半くらいか?
髪に多少の白髪が混じっている。
俺は学生時代から、ずっとこの格好をしている、これこそが俺のライフスタイルだ。
この俺を見て、俺の生き様を感じろ、
「考えるんじゃない、感じるんだ」
お前は、ブルース・リーか!
と、ツッコミたくなる。
そして、
「どうだ、この年齢でここまでジーンズを履きこなしている奴が他にいるか?」
感がバリバリ出ている。
確かに感心するくらい、ジーンズに足がフィットしている。
「足にフィットする」
と、いう言葉は良く耳にするが、
「足がフィットする」
とは、これいかに?
履いているのは、細身のスキニーとかではない、腰から足首まで一直線のストレートシルエットだ。
どんだけ足が太いんだよ。
“筋トレダイエット”をしている自分から見れば、
「その像のような足をどうにかしなさい」
と、アドバイスを添えたい。
“ロカビリー太郎”
長髪リーゼントに、革ジャン、ダボついたデニムに黒のブーツ。
時代遅れなんて言わせねえ! 熱きロカビリー魂は、俺のアイディンティ、誰に何と言われようと、俺の魂はロカビリーと共にある。
そんな太郎は、今日も短い足をおっ広げて優先席に我がもの顔で座り、熟睡している。
歳は、私とそれほど離れているとは思えない、つまり、オッサンだ。
その格好で通勤が許されるって、どんな会社なんだろうと興味が尽きない。もっとも、私の会社も「通勤ガイドライン」があるものの、守っているほうが少数派だ、かくいう私も守ってはいない。
ただ、太郎が降りる駅は、商業、工業の両方が発展しているところだから、工場勤務かな?
接客業にはとても見えない。
大きなお世話か・・・。
“水色ストールの女”
パンツスタイルに、小柄な体を隠すようなロングコート、そして、くすんだ水色のストール
私の名前は幸恵、
「幸せに恵まれると書いて幸恵」
しかし、私のこれまでの人生、一度として幸せだったことはない。
私の首に巻かれた水色のストール、真夏の空を彷彿とさせる鮮やかな水色だったが、一年を通して決して外すことがないせいで、すっかりくすんでしまった、だけど新しいのに買い替えるつもりはない、今は亡きお母さんからの最後のプレゼントだから。
私が自殺未遂で病院に運ばれた時も、私の首の惨たらしい傷にそっと触れると、
「生きていてくれてありがとう・・・」
と、つぶやいて、泣いてくれた。
・・・。
あの、あくまで私の妄想ですからね。
でも、真夏でもストールを巻いているのは本当のことです。
夏場は、見ているだけで、私の首まで蒸れてきそうになる。
ちなみに全員、結婚指輪をしていないので、未婚かな?
まぁ、私みたいに、カミさんに嫌気がさしてしまい、結婚指輪を質屋に出して、そのお金で、
「自分に焼肉を馳走する」
という、おかしな奴もいるから、指輪のあるなしでは判断できないか・・・。
本日のBGM : The Kids Aren’t Alright / RADIO TAPOK
このBGMは、話の内容とは一切関係ありません。
ただ、書いている時に聴いていた、というだけのことです。
注釈
※1 “もっとも静かな戦いに挑む私”の記事を
ご覧ください。


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