もっとも静かな戦いに挑む私

私の日常

仕事中に猛烈な睡魔に襲われて、気がつけば一時間半も記憶が飛んでいた・・・、そんな私の日常は・・・、

今日もまた、

「私の静かなる戦い」

が、幕を開ける。

私は通勤ラッシュを避けるために、朝5時台の電車に乗る。

そして、この電車こそが、

「もっとも静かな戦い」

の舞台となる。

静かなる闘志をうちに秘めた兵(乗客)どもは、戦いの時を今や遅しと待ち構えている。

この戦いは老若男女関係なく、避けて通ることはできない。

「もっとも静かな戦い」

またの名を、

「乗換えの戦い」

と、言う。 

私が利用する私鉄の「xxx駅」とJRの「xxx駅」は距離にして約400メートル、時間にして、約4分の位置関係にある。

そして、肝心の乗換え時間は、

「たったの6分しかない」

そして、運が悪いことに、上りも下りも、

ほとんど一緒だということが、戦いを一層激化させる。

さ、ら、に、私鉄の方が、時間通りに運行しないと言うことだ。

1、2分の遅れは日常茶飯時で、こうなると、

「諦めて次の電車に乗れよ」

と、言う声が聞こえてきそうだが、

「お前ら、5時台の電車の本数知ってるのか!」

と、声を大にして言いたい。

これは、いかなる逆境にも挫けることのない勇者という名の社畜の聖戦なのだ。

ろくな牙も生えていない子犬どもは、黙っていろ!

「でも、ただの乗換え、走れば済むだろ?」

そう、走れれば・・・、

先ほどから乗り換え時間にファーカスを当てて書いてきたが、実はこの戦いの本当の敵は時間ではない。

それは、

 “伏兵”の存在だ。

先に断っておきますが、当然ながら、この名称は私個人が勝手にそう呼んでいるだけ、ということをご理解下さい。

 “伏兵”それは、誰よりも先に電車を降りたいけれど、

「走るくらいなら次の電車でいい」

つまり “動く障害物”のことを指す。

この “伏兵”の存在が「ただの乗換え」を戦いに変えてしまった元凶なのだ。

運悪く “伏兵”に囲まれてしまうと、文字通り身動きが取れなくなってしまい、そのままSPにガードされる要人よろしく、団子になっての移動を余儀なくされてしまう。

たとえ目の前の “伏兵”をかわしても、その名の通り “伏兵 “なので、至るところに存在している。

さらに、いくら “伏兵”をかわしても、

「先を急いでいるのは、自分だけではない」

と、いうことだ。

互いに “伏兵”をかわそうとして、バッティングしてしまうことも、珍しくない。

それで、ケンカに発展してしまった場面を何回か見たことがある。

このように “伏兵 “は本当に迷惑極まりない存在なのだ。

しかも、厄介なのは”伏兵”は幾つかのタイプに分かれていて、それぞれ強さ(邪魔さ加減)が違うというものだ。

もっとも一般的な “在来種”に始まり “特別外来種 “など多岐にわたる。

さらに、超レアキャラで、

 “狙撃種”

なる、とんでもなく厄介なのも居たりする。

コイツは、的確な状況判断と、その素早さで、自分に有利な状況を作り出す。

乗り換えに急ぐ人々を嘲笑うかのような不敵なその姿に、周りは唇を噛みしめるしかできない。

まぁ、私が知る限り、この種は一人しか確認できていないので、運悪く当たってしまったら、諦めるしかない。

まぁ、

「当たらなければどうということはない」

である。

 “狙撃種”を除いて、もっとも厄介なのが、

“汎用型後期高齢種”

文字通り、年配者のことで “伏兵”界のキングオブキングと言える。

さらに “汎用型”なので数が多い。

コイツは中途半端に動けるのだが、嘘みたいな体力のなさで、行く手を阻んでくる。

ちなみに、その逆の最弱種は・・・、

“滅危惧種”

文字通り、棺桶○片足○突っ込んでい○年配者のことだ。

もし、見かけたら、優しく接してあげてほしい。

どうせ、長くは・・・、

おっと、口が滑ったところで話を戻すと、これら “伏兵”をかわす前に、大事なのはいかに瞬時にしてタイプを見分けるかだ.

“絶滅危惧種”みたいに、ほっといても勝手に・・・なのは、相手にする必要がない。

死にかけ○気を取られて、本当に警戒しなければならない相手を見落としてはならない。

それができるか、できないかが勝負の分かれ目たなる。

そして、最後は体力勝負となる。

いくら “伏兵”の見極めができても、思うように動けなければ意味がない。

私は、年齢の割りに足腰には自信がある。

なぜなら、社会人に皆さんが仕事なんぞに、うつつを抜かしている間、私は仕事を削って”筋トレ”や、”ウォーキング”に励んでる、この日々の努力こそが自信の源だ。

その甲斐もあり、私は毎朝誰よりも早く、階段を駆け上がり、改札口を駆け抜ける。

その姿は、まるで一陣の風のように見えることだろう……。

そして、そこで私の体力は力尽きる。

私は普段から、トレーニングを怠っていないことは、先も述べたが、残念ながら持久力は年相応で、歩いて階段を上るのでもシンドい時がある。

まぁ、その代わり歩く速度は人一倍速いので

別に走らずとも、余裕で間に合うのはここだけの秘密だ。 

「それでは、今までの話しはなんだったのか?」

と、言う声が聞こえてきそうだが、その答えは簡単だ。

「私が”狙撃種 “だからだ」

本日のBGM : hug/ iri

このBGMは、話の内容とは一切関係ありません。

ただ、書いている時に聴いていた、というだけのことです。

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